緻密と大雑把
組織にはさまざまな性格の社員がいて、その人たちが協調して仕事をすることで、組織としての一定の価値サービスがユーザーに提供できると思います。社内には、緻密な人や大雑把な人が入れ乱れて、それがパズルのようにしっくりはまり、ひとつのまとまりとなっているのです。もし、緻密な人ばかり、大雑把な人ばかりでは組織運営は破綻するでしょう。
よくみると、「緻密な人は根っからの緻密ではない」、「大雑把な人は根っからの大雑把ではない」ということに気づきます。つまり、何人かの人は組織の状況をみて、「緻密にせざるを得ない」、「大雑把にせざるを得ない」と使い分けているのです。
こうしたタイプは、比較的「仕事ができる人」に多いと思います。特に、経営者にはこのタイプが多いように感じます。「うちの社長は細かくて困る」といった社員の意見に対して、私が感じるのは「それは社員が大雑把すぎるから」です。きっと、社員が細大漏らさない視点で仕事をしいれば、社長はさらに大局的な立場で指示するのではないかと思います。「繊細かつ大胆で、行動は大胆に」というのが理想です。
問題は根っからの緻密な性格、根っからの大雑把な性格です。このような性格の社員が権限を持つと、周りは相当振り回されます。せっかくの仕事のできる社員がこのフォローにまわらなければなりません。社長も細かい指示ばかり飛ばさなければなりません。
本来、仕事は緻密なものというのが私見です。緻密さを突き詰めて最後に大胆に決断するというのがいいのではないでしょうか。

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