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2009年3月

2009年3月26日 (木)

挨拶の目的

以前、「挨拶のできない会社」というテーマで挨拶の効用を書いたのですが、では、なぜ挨拶が必要なのでしょうか。挨拶の目的は何なのでしょうか。

私たちは、社会とのかかわりをもって生きていかなければなりません。家族(親、子、兄弟姉妹)も社会の構成部分ととらえれば、誰もが社会とのかかわりを必ず一時期持つことになります。

社会とのかかわり・・・そこには必ず人が介在して、人とのやりとりがあるのです。そのとき、ある種の「緊張感」があることは間違いありません。「緊張なんかしないよ」という人もいるかもしれませんが、動物が他の生き物を見たとき、緊張が走る本能があるように、何らかの緊張感が生まれることは自然なことと思います。それが、家族であっても、やはり微細な緊張感は生まれているのではないでしょうか。

例えば、

狭い道の向こう側から見知らぬ人が歩いてくる。
だんだん近づいてくる。
チラッと相手の顔を見る。
すれ違う。
緊張が走る。
通り過ぎる。
ホッとする。

相手がだんだん近づいてきたとき、突然「こんにちは」と声をかけられる。緊張は一瞬で解けます。これが挨拶の目的です。つまり、本能的に生ずる緊張を解きほぐして、その後のコミュニケーションを意識的に円滑にするのです。

家族でも朝一番「おはよう」と声をかけることで、その日一日のコミュニケーションは変わると思います。ましてや、他人同士が働く職場では心がけて挨拶をしないと、コミュニケーションは悪化して仕事の生産性はがた落ちです。

以上が、「なぜ挨拶の必要があるのか」という問いに対する私が答えた回答です。

2009年3月21日 (土)

成果主義はプロセス主義

AIGのボーナスは日本人だけでなくアメリカ人にも違和感があったようです。もらう側は納得いかないでしょうが。「やれと言われたことに対して、結果を出したのだから、当然約束のボーナスはもらう」・・・成果主義が根付いていると思われるアメリカでさえ、世論からは納得されなかったのです。

こうなると、成果だけを問うビジネスというのは、今後世界的に否定されそうです。だからといって、日本が得意とする年功が復活するかというとそれもグローバル社会ではあり得ないといえます。

組織における仕事とはいうのは、上司の指示があって、部下がそれに従うという基本的な流れがあります。「これをいついつまでにしなさい」、「わかりました」のやりとりです。しかし、そのプロセスを逐一あれこれ指示することは、新入社員でもない限り稀なことです。

特にビジネスパーソンを評価するにおいては、指示されたことだけやっていればそれで合格ということはなく、そのプロセスから派生する様々な例外に対する対処とか、そこから学んだ事象を次へとつなげられるかどうかとか、将来的な期待値も含めて評価されます。100の要求に対して、105以上返さないと「できる奴」という評価は得られません。

短期決戦であれば、結果のみの評価でもいいかもしれませんが、長期となると、その人が「どう考え、どう取り組んだか」が重要で、そういう意味で成果主義は結果だけをとらえるのではなく、プロセスをみなければならないということになります。

そこに日本が成果主義を取り入れた際のミスマッチがあるのではないかと思います。仕事の結果そのものの評価ではなく、人と仕事を一体化させて評価することが必要なのです。

アメリカの仕事結果への偏りすぎ、日本の人(年功、人格)への評価の偏りすぎ、この2つの中間点がおそらく最適な成果主義であり、それは「プロセス主義」と考えられます。

2009年3月 4日 (水)

パソコン思考

最初、パソコンの扱いがわからないのは誰でも同じ。しかし、どこかの時点である人はメキメキ上達し、ある人は停滞してしまいます。

何故そうなるのか・・・と考えたとき、あることに気づきました。それは、「仕事脳の思考回路がパソコンの処理回路と類似しているかどうか」です。昔、私もパソコンがわからなくて(操作はできるのですが、どうしてこうなるのかがわからなくて)、よくわかっている人に10分程度その原理を教えてもらいました。

それを聞いたとき、「なーんだ、そういうことか」と。それからパソコンがよくわかるようになりました(よくわかるといっても、適当にマニュアルを見て、抵抗なくそこそこ使える程度ですが)。幸いにして、自分の仕事脳の思考回路はパソコンの処理回路と相性がよかったようです。

これからの世の中、パソコンが抵抗なくできるかどうかはビジネスパーソンにとって一大事です。「私は理系じゃないからわからない」という人もいますが、これはまったく関係ないと思います。

大切なのは、パソコンの処理スキームをよく知って、それに自分の考え方を同調させることです。これができないと、パソコンを便利なツールとして扱うことはできないでしょう。また、新しいアプリケーションに慣れるにも膨大な時間を要することになります。専門家じゃないので、短時間で習得して、そこそこ扱えればいいのです。

パソコンの苦手な人と仕事をするのが苦痛なのは、単にパソコンが扱えるかどうかではなく、その思考回路に問題があるようです。

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