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2008年11月 6日 (木)

QCDによる付加価値

QCDは製造業のマネジメントでよく使われます。Qは「品質」、Cは「コスト」、Dは「納期」。この三つをコントロールして、顧客に最適な製品を提供するわけです。

これを日常のビジネスのやり取りに適用すると、単純な作業でも価値に差がでることがわかります。例えば、部下が上司に指示された仕事の終了を報告するケース。

「品質」は報告内容となります。最低限必要なのは終了した事実。これに結果などの状況説明を加えればよりベター。

「コスト」はこの場合、報告書作成に必要な時間。短いほどいいでしょうが、さほど相手には問題ない要素です。時間がかかりすぎると自分が一番損することになります。さらに遅れると次の納期にも影響します。

「納期」は上司に報告するタイミング。これは非常に重要です。早ければ早いほどいい場合が多いです。上司から催促されるようではアウト。これが徹底できると、「あいつは仕事ができる」という評判になる可能性が大きい。

納期が守れても品質が悪ければダメということも考えられますが、単純な仕事はすでに一定の品質基準になっていることが多く(例えば、行政に提出する定期的な書類など)、人との差がつくのはやはり「納期」になります。(もちろん、早くても一定の品質が保たれない場合はやり直しで、納期は遅れます。)

「前の税理士さんのときは、従業員が退職しても催促しないと源泉徴収票を発行してもらえなかった。催促しても年末まで待たされた。しかし、今は退職者には要求しなくても即発行してもらっているので非常に助かる」と言われたことがあります。これなどは品質、コストが一定で、納期だけ大きく向上させることで付加価値が上がったいい例でしょう。

「言われた納期を守る」ことから、さらに「言われなくても相手のニーズを察して納期を考え、それを守る」というレベルまでいくと、「信用」という付加価値が得られるのです。そもそも納期のもとをたどれば約束だから・・・。

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